2021年最新獲得賞金ランキング上位棋士ベスト10

2021年の獲得賞金・対局料の暫定ランキング

日本将棋連盟では毎年棋士の獲得賞金をランキングで発表しているが、同様の方式で2021年の賞金ランキングを集計した。

ちなみに2020年の賞金ランキングは以下の通り。

2020年獲得賞金・対局料ベスト10(将棋連盟公式)

なお本サイトでは2020年のベスト20位までの順位も集計している。

賞金ランキングベスト20と2021年度JT杯出場棋士

今年2021年に関しても、過去のランキングをもとに現時点で想定される暫定獲得賞金ランキングを以下の条件でまとめた。

  • 集計期間は2021年1月1日~2021年7月19日
  • 現時点までに確定している各棋戦の対局料と賞金額を合算
  • 未公表の対局料および各棋戦賞金額は想定金額にて計算
  • 合計金額は連盟の公表データに基づいて、”集計期間内に棋士に支払われた金額”としている(例:第33期竜王戦賞金は2021年分として加算)

【2021年獲得賞金・対局料ベスト10+2(想定)】

順位 名前 主な実績 昨年順位
第1位 渡辺明名人 8150万円 名人、棋王、王将、棋聖挑戦 2位
第2位 豊島将之竜王 7100万円 竜王、王位挑戦(叡王) 1位
第3位 藤井聡太二冠 4400万円 棋聖、朝日杯、叡王挑戦(王位) 4位
第4位 永瀬拓矢王座 3050万円 王将挑戦、竜王1組1位(王座) 3位
第5位 羽生善治九段 2900万円 前期竜王挑戦、竜王1組4位 6位
第6位 斎藤慎太郎八段 2650万円 名人挑戦、NHK杯準優勝
第7位 木村一基九段 2000万円 王座挑戦 8位
第8位 稲葉陽八段 1650万円 NHK杯優勝
第9位 糸谷哲郎八段 1600万円 棋王挑戦
第10位 佐藤天彦九段 1400万円 NHK杯ベスト4、竜王1組5位
第11位 山崎隆之八段 1350万円 棋聖戦ベスト4、竜王1組3位
第12位 三浦弘行九段 1300万円 朝日杯準優勝

(※カッコ内は期間内未加算のタイトル)
(※開催前のタイトル戦は対局料のみ加算)

第1位は名人、王将、期王の3冠をいずれも防衛し、棋聖戦の挑戦者にもなった渡辺明名人となっている。

第2位は竜王、叡王を保持し、王位戦挑戦も決めた豊島将之竜王となっている。今期賞金王となれば3年連続の1位となる。

第3位は棋聖戦を3連勝で防衛し、朝日杯と竜王戦2組では優勝、さらには叡王挑戦も決めた藤井聡太二冠が入っている。

以下、竜王戦1組優勝を決め、王将戦にも挑戦した永瀬拓矢王座、前期竜王戦挑戦の羽生善治九段と続いている。

なお本ランキングは2022年度のJT杯出場資格の対象(タイトル保持者含む上位12名)となっている。

賞金額の算出について

各棋戦の賞金額については、竜王戦等の金額が公表されている棋戦と、未公表の棋戦がある。未公表の棋戦の賞金および対局料合算金額(以下、賞金合算金額で統一)については、過去5年間の賞金ランキング(将棋連盟公式発表)より逆算し、算出額を対象年の金額と推定して計算を行っている。

未公表も含めた各タイトル棋戦の賞金合算金額は以下のようになっている。前者の金額はタイトル戦勝者。カッコ内はタイトル戦敗者。

竜王戦:4400万円(1650万円)
名人戦:3350万円(1200万円)※名人

名人戦:3000万円(900万円)※挑戦者
王位戦:1250万円(700万円)
王座戦:1250万円(700万円)
棋王戦:1250万円(500万円)
叡王戦:1000万円(450万円)※1
王将戦:1000万円(450万円)
棋聖戦:1000万円(450万円)

※1. 叡王戦は第6期より序列変更となったため暫定金額

一般棋戦の賞金合算金額は以下のようになっている。前者は優勝者、カッコ内は準優勝者。

朝日杯:750万円(300万円)
JT杯:500万円(150万円)
銀河戦:500万円(150万円)
NHK杯:500万円(150万円)

また、上記以外にも各棋戦の勝ち上がり状況(本戦、二次予選、一次予選等)、順位戦所属クラス、年間対局数、等から推定金額を個別に細かく算出し、各棋士で合計金額の算出を行っている。

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