先日、藤井聡太七段が歴代史上最年少で七段昇段を達成したが、現役のプロ棋士の段位と年齢の関係はどのようになっているだろうか。
そこで5月23日現在のプロ棋士全164名の年齢と段位の関係をまとめてみた。
なお、各年代ごとの最上位段位と該当するプロ棋士はそれぞれ以下の通りになっている。
10代(七段):藤井聡太七段(15)
20代(八段):糸谷哲郎八段(29)、豊島将之八段(28)、稲葉陽八段(29)
30代(九段):渡辺明棋王(34)、佐藤天彦名人(30)
40代(九段):羽生善治竜王(47)、久保利明王将(42)他、計13名
50代(九段):谷川浩司九段(56)他、計9名
60代以上(九段):桐山清澄九段(70)、青野照市九段(65)、小林健二九段(61)、田中寅彦九段(61)
平均的な段位の推移としては、20代で四~五段、30代で六段、40代で七段ほどとなっており、好成績を収めた棋士だけがさらに高段位となっていることが分かる。