2020年最新獲得賞金ランキング上位棋士ベスト10

2020年の獲得賞金・対局料の暫定ランキング

日本将棋連盟では毎年棋士の獲得賞金をランキングで発表しているが、同様の方式で2020年の賞金ランキングを集計した。

ちなみに2019年の賞金ランキングは以下の通り。

2019年獲得賞金・対局料ベスト10

なお本サイトでは昨年のベスト20位までの順位も集計している。

2020年度JT杯将棋日本シリーズ出場棋士について

今年2020年に関しても、過去のランキングをもとに現時点で想定される暫定獲得賞金ランキングを以下の条件でまとめた。

  • 集計期間は2020年1月1日~2020年8月3日
  • 現時点までに確定している各棋戦の対局料と賞金額を合算
  • 未公表の対局料および各棋戦賞金額は想定金額にて計算
  • 合計金額は連盟の公表データに基づいて、”集計期間内に棋士に支払われた金額”としている(例:第32期竜王戦賞金は2020年分として加算)

【2020年獲得賞金・対局料ベスト10(想定)】

順位 名前 主な実績 昨年順位
第1位 豊島将之竜王名人 8300万円 竜王、名人、叡王挑戦 1位
第2位 渡辺明二冠 5100万円 棋王、王将、名人挑戦 3位
第3位 広瀬章人八段 3550万円 第31期竜王、王将挑戦 2位
第4位 永瀬拓矢二冠 3450万円 叡王、王座、朝日杯準優勝 4位
第5位 藤井聡太棋聖 3100万円 棋聖、王位挑戦、竜王3組優勝 9位
第6位 久保利明九段 2000万円 王座挑戦、竜王戦ベスト4 8位
第7位 羽生善治九段 1900万円 竜王1組優勝 5位
第8位 木村一基王位 1800万円 王位 7位
第9位 千田翔太七段 1600万円 朝日杯優勝
第10位 丸山忠久九段 1450万円 竜王戦ベスト4

第1位は竜王、名人を保持している豊島竜王名人となっている(※第32期竜王戦賞金は2020年分として加算)。最上位タイトル保持の他、叡王戦にも挑戦を決めている。

第2位は、二冠を保持し、名人挑戦も決めた渡辺二冠、第3位は前期の竜王戦を戦い、また王将戦にも挑戦した広瀬八段となっている。

最年少プロ棋士の藤井棋聖は現時点で第5位につけている。第91期棋聖戦にて番勝負を制し、初のタイトル獲得となった(史上最年少記録)。さらに王位戦でも初の挑戦権を獲得し、竜王戦では4期連続ランキング戦優勝など、あらゆる棋戦で好成績を収めている。棋聖を獲得してタイトルホルダーとなったため、来期第42回JT杯への出場も確定した。

賞金額の算出について

各棋戦の賞金額については、竜王戦等の金額が公表されている棋戦と、未公表の棋戦がある。未公表の棋戦の賞金および対局料合算金額(以下、賞金推定額で統一)については、過去5年間の賞金ランキング(将棋連盟公式発表)より逆算し、算出額を対象年の金額と推定して計算を行っている。

未公表も含めた各タイトル棋戦の賞金推定額は以下のようになっている。前者の金額はタイトル戦勝者。カッコ内はタイトル戦敗者。

竜王戦:4400万円(1650万円)
名人戦:3350万円(1200万円)※名人

名人戦:3000万円(900万円)※挑戦者
叡王戦:2000万円(950万円)
王位戦:1250万円(700万円)
王座戦:1250万円(700万円)
棋王戦:1250万円(500万円)
王将戦:1000万円(450万円)
棋聖戦:1000万円(450万円)

一般棋戦の賞金推定額は以下のようになっている。前者は優勝者、カッコ内は準優勝者。

朝日杯:750万円(350万円)
JT杯:700万円(350万円)
銀河戦:600万円(250万円)
NHK杯:600万円(250万円)

また、上記以外にも各棋戦の勝ち上がり状況(本戦、二次予選、一次予選等)、順位戦所属クラス、年間対局数、等から推定金額を個別に細かく算出し、各棋士で合計金額の算出を行っている。